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関西初流鏑馬レッスン! [流鏑馬修行]

2009年9月14日

兵庫県三木市にある「三木ホースランドパーク」に
山梨県の紅葉台木曽馬牧場から2頭連れて来ていただいて
流鏑馬レッスン!!
三木HP中庭.JPG
↑ホースランドパークの中庭・・・キレ~イ♪

三木HPビジター厩舎.JPG
↑こればビジター用の厩舎・・・凄い設備だ!

流鏑馬と言っても、とりあえず今回は
和種馬で和鞍・和鐙をつけ和式馬術の稽古だ。

初めて、三木ホースランドパークでの稽古、
まずは、和式馬術を理解してもらい、今後弓矢の使用を
許可してもらい、関西での本格的な流鏑馬レッスンが
定期的にできるようにするのが目標!!

まずは馬装講習、
なんどか馬装の経験はあるが、時間が空くと忘れてしまう、
それにいろんな馬具があるので、非常に難しい。
ブリティッシュスタイルでは、革の道具を金具でつなぐのが
当たり前なので、すぐ覚えられるが
和式の場合は、紐をくくるというのが主、
しっかり結ぶが、すぐに解ける結び方・・・これが難関!
馬装講習1.JPG
馬装講習3.JPG

さて、いよいよ騎乗。
この日、園は休園、ショベルカーが2台となりで、
ブーン、ガンガンガン、ブーンと工事作業。
時にはコンクリートを砕く大きな音、
反対方向では、大きな屋内馬場の外壁工事用の足場を
バラしてる。たくさん、たくさんのパイプを解体してゆく。
組んでいくのではなく解体なので作業はいくらか雑。
よく響く金属音が、ずっと鳴り続ける。

そんな時でも、このコ達は全く平常。
今回は、「吉平」と「恵比寿丸」がはるばる来てくれた!!
優秀な2頭だ!
ヨシマル.JPG
↑吉平
エビスマル.JPG
↑恵比寿丸

日頃乗っているサラブレットでは、1つの物音でも
大変なことになる、暴れ倒す、走り倒す騒ぎになること間違いなし!!
これも和式馬術を理解してもらう意味ではとても大事。
流鏑馬が安全な競技であることをアピールするのだ!

まずは、常歩で、和鞍&和鐙での騎乗バランスの練習。
ブリティッシュスタイルとは、もちろん馬具も違う。
お尻が痛い!というか本来和式馬術は移動=座るのが目的ではなく
馬に乗って戦う目的が強かったので座る機能はほとんどない。
乗り方もほとんど中腰のような、お尻を軽く浮かせて乗る。
腹帯も・・・緩い。
⇒左右のバランスが悪いと、鞍が傾いてしまう。
どうも私は、外方に鞍が傾いてしまう。
意外だ、どちらかというと内方を踏みすぎかと思っていた。
でも馬が・・・鞍が明らかに証明している。
和式馬術での回転は体重移動を使うので、さらに内側に
傾くなら分るんだが、手前を何度変えても、外方へ傾くのだ。
ああショック!!
バランスはまぁいい方かな?と勘違いしてた・・・ああショック!
和式馬術講習.JPG
和式馬術講習2.JPG
↑関西弓馬会のメンバー

そこから2頭交互に乗って速歩をみっちり練習。
広く馬場を使って蹄跡速歩から中央線直線で駈歩。
駈歩で片手手綱にし、鞭を弓代わりに射的を想定して騎乗。

その時、隣の馬場で前振りなく勢いよく噴水っ!!
キャンターを出す瞬間だったが、キャンターどころかギャロップですよ
ギャロップぅ~~ドドドドドッ!!
そりゃ流鏑馬競技では吉丸(吉平の以前の名前)で襲歩の
経験はありますが、想定外のギャロップに、ちと焦る。

それでも親方は「水かぁ」。
そして全く何事もなかったように、
「じゃあ、もう一度向こうからキャンター!」
え?はい!!

さすがの吉平も、ちょっとテンション高!
かるい駈歩の合図に、すっかり襲歩!!
「へへ~い!!ギャロップになっちゃいますぅ~~」
「それを抑えるんだよ、もう一度」。
「ちゃんと指示して、抑えて!」
「・・・ハイ」
なんとか収まってきた。

流鏑馬競技や流鏑馬の練習の時は、走路の左右をロープで張って
馬がぶれないようになってる、馬止めもある。
今まで安心して騎乗できたのは、そのお蔭。
こんなだだ広い馬場で、ちょっと不安になったが、
吉平は素晴らしいね、いいコ、いいコ。
ありがとうよ!

◆おまけ◆
今年2009年5月1日に鹿嶋(神宮?)で行われた流鏑馬行事での
ハプニング。友人に教えてもらった動画・・・
http://www.youtube.com/watch?v=d1l0WELxBgI
これは、天長地久之式(てんちょうちきゅうのしき)の模様?
 天長地久之式とは、鏑矢を弓に番え、天と地に対し満月に弓を引き絞り、
 『天下泰平、五穀豊穣、万民息災』を祈念するもの・・・それなのに・・・
この馬、アナウンスでは「牛若丸」と言ってるような・・・
観客や状況に興奮しているようには、見えないので
牛若丸がどうもこの射手が嫌いなんでしょうね・・・それとも元の馬の気性?
または和式馬装に慣れてないのか?
とにかく松平健さん似の射手の空回りの気合と、全く正反対な馬の気持ちが面白い。

にしても、人も馬も怪我がなくて本当に良かった。

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