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マイケル・ジャクソン「THIS IS IT」 [映画]

2009年11月26日(木)

ようやくこの日が来た。
マイケル・ジャクソンに出会う日。
DVDが来年早々に発売と決まったが、やはり映画で観ておきたい!!
2週間限定の上映が2週間延長となり、最終日前日の鑑賞となった。

全盛期のマイケルを知ってるだけに思い入れもひとしお。
ここ数年、子供虐待疑惑やら、子供への暴行疑惑、ネバーランド借金問題などなど、
マイケルは悪い噂にまみれていた。全くの悪夢だ。

でもこの映画を観ればそんなこと吹っ飛ぶ!!
「THIS IS IT」!!
彼を知らない人でも、これを観たらマイケル・ジャスソンが絶対好きになるっ!!

素晴らしい、WONDERFULの一言。
マイケルは「KING OF POP」と言われているが、
いえいえKING OF KING または GOD OF POPと言いたい。

thisisitタイトル.JPG
↑公式サイト予告編から

2009年6月、1か月後に迫ったロンドンでのコンサートを控え、
突然この世を去ったマイケル・ジャクソン。
照明、美術、ステージ上で流れるビデオ映像にまでこだわり、
唯一無二のアーティストとしての才能を復帰ステージに賭けながら、
歌やダンスのリハーサルは、ホント死の直前まで行われていた。
映画は死の数日前まで行われていたコンサート・リハーサルを
収録したドキュメンタリー。

091126thisisit.jpg
↑映画館の看板

コンサートを創ってゆく過程でマイケルの素顔が垣間見える。
偉大なスターであり、才能あふれるアーティスト、
そして進化を続けたマイケル・ジャクソン。
全く妥協を許さない、完璧へのこだわり。
マイケルの中にイメージするものを、一流のアーティストたちが
実現してゆく。

世界各地からオーディションに応募してきた超一流のダンサーたち、
でも、どんなダンサーよりもマイケルの踊りが一番だ!
体重を全く感じさせない軽やかで、髪の毛の先から指の先隅々まで
リズムと音が表現されていく・・・

一緒にステージに立つアーティスト達は尊敬するマイケルと一緒に
舞台に立てることにみんな誇りをもってる。
ダンサー達はマイケルの体の一部、コーラスたちはマイケルの声の一部、
そして舞台アーティスト、ミュージックアーティスト、映像スタッフ、照明スタッフ
すべてが、一体となって作り上げていく1つのファミリー。
そのキモチが伝わって来る、
本当に素晴らしかった。

このライブが実現できなくて、本当に残念(>_<)!
世に出したかった。
リハーサルを編集したこの映画も素晴らしかったけど、
やはり本番に向けたリハーサルはリハーサルでしかない。
マイケルも悔やんでたんだろうな、、、
せめて一度でも実現させたかっただろうな。

きっとこの映画を観たら泣いてしまう、
何度も涙を拭かなくては、と予想していたが、
いやいや実際は釘ずけ!!
息をするのも忘れているような
マイケルの一挙手一投足を見逃すまいと魅入っていた。
そして映画を観ながら、踊りだしたくなってたのを、がんばって抑えてた。
でもちょっとシートは揺れてたなぁ。
だってよ~くよく知ってる曲ばっかりなんだもん、踊りたくなるでしょ。

最後のエンドロールで「THIS IS IT」と「HEAL THE WORLD」が流れたとき
初めて涙が流れてきた。
マイケルの愛に包まれたよう。
そして、とっても切ないキモチで涙がながれる・・・。

映画が終わった時、満員の映画館から、どこからともなく拍手が沸いてきた。
ライブステージでもない映画で拍手って珍しいね、でも沸いて来たんだ。

thisisitタイトル2.JPG

自然を愛し、地球を愛し、子供を愛してきたマイケル。
環境破壊には、とりわけ気を揉んでいて「誰かがやってくれる」ではなく
「僕から」と話していたこと。

予定していたステージを通じて、愛を地球を感じてもらいたい。
「非日常を感じてもらって、感動を与えて伝えてゆきたい。」
だから妥協はゆるさない。
そんなマイケルを見ていると、日々の自分の仕事・・・ぬるいなぁと
思ってしまった。
まさしく命を削って打ち込んでいたマイケル、
もっと早く映画を観るべきだった、何度でも観たかった。

ありがとう!マイケル。
本当にありがとう、天国に召されるには早すぎたけど
たくさんのものを戴きました。
きっと何かここから始まるんじゃないかなと思う。
きっと何か伝わったよ。

(でもマイケル、あなたは自分を愛していたの?)



公式サイト
http://www.sonypictures.jp/movies/michaeljacksonthisisit/
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