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流鏑馬修行 ~綾瀬乗馬クラブ~ [流鏑馬修行]

2009年8月22日

東京・町田から車で約1時間、
神奈川県綾瀬市にある「綾瀬乗馬クラブ」で
稽古をさせていただいた。
今回は関西から私を含め3名で行ってきた!

約20頭ほどの馬がおり、ブリティッシュスタイルの乗馬クラブで
ここで戸山流の方々が練習している。
AYASE0.JPG
剣宝と義経.JPG
流鏑馬用の馬は、「義経」と「剣宝」の2頭。

まずは、準備運動。
常歩、速歩、駈歩を輪乗り。
そのあと鉄砲馬場(直線130メートル位?の馬場)での稽古。
「剣宝」は、先月北海道帯広からやって来たばかりの3歳。
馬も修行中なのだ。
調馬索で調整していた。
剣宝の調馬索.JPG

この日の「義経」は、ちょっと興奮気味・・・
凄い走りに緊張感漂う~♪

AYASE2.JPG
AYASE1.JPG

先生は、元武田流で師範をされていたそうで、
レーガン大統領と誰かもうひとり米大統領が来日された際に
流鏑馬をご覧に入れたらしい~凄い方だ!

まず姿勢はいいと褒めてもらったが、まだ和鞍、和鐙に
慣れていないし、弓を持ったままでの馬のコントロールが
自信なし!
あと和鞍の扱いや、馬装なども練習しなくては!!
AYASE大先生と.JPG

お世話になった皆さま、ありがとうございます!!

お昼に一緒に連れて行ってもらった「信州そば」やサンで食べた
「きざみ鴨 せいろそば」関西ではこんなメニューは滅多にないよね~
とっても美味しかった、鴨の濃厚なおつゆがあっさりおそばとバッチリ!
きざみ鴨せいろ.JPG

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流鏑馬競技函館大会!! [流鏑馬修行]

2009年7月5日(日)

「どさんこフェスタ」内で行われた流鏑馬大会に出場。
全国より42名の射手が出場。
関西からは、5名の射手がやってきた。

withM.jpg
↑大阪の私と奈良から。
どさんこファームCチーム.JPG
↑団体戦の「どさんこファームC」のチーム三人

あちこちの大会で知り合った方や顔見知りが函館に集まった。
懇親会.jpg
↑前日の懇親パーティ

バウン車.jpg
↑どさんこファームの馬たち

前日夕方に函館に到着するやいなや会場へ駆けつけ
配馬を確認し騎乗!
私の今回の相棒は「サスケ」♪
サスケとは、昨年の青森の善知鳥浜の大会でパートナーを
組んだ経験があるので、心安い☆

サスケ.jpg
↑サスケ、よろしくね(^o^)

この前日の練習では、もう疲れているのかサスケのペースが
あがらない、2度タイムを計ってもらったが、
このままではタイムオーバーで失格だ!

サスケがちゃんと走ってくれないと、的に集中できない。
なんとかしなくては。

さて当日早朝6時半よりの素馳、昨日よりは走ってくれてるようだ。
ハコダテヤマ.jpg
↑早朝の函館山。標高334メートルの山がまっっったく雲で覆われている。

開会式が9時、その後9時30分より予選開始。
6人ずつ7組に分かれて競技に入る。
私は7組目、サスケはこの日3人の射手と組む、
私は3人目だ、疲れてないといいんだが・・・
心配通り、2番目の射手は規定タイムを1秒ほどオーバーし
失格となってしまった!!
あちゃーー!!

さて私の番、少し早めに騎乗し、サスケとコミュニケーション、
スタート手前で輪乗りしながら、サスケのテンションを
少しずつあげてゆく・・・
そして一気にスタート!!
いい発進!いいペース、
第一の的、的中!
第二の的、わずかに右上に外れる、
第三の的、的中。
ゴール!タイムは12秒77、セーフ。
的の点数は2的で40点。
chiyorin.jpg
↑ちなみにこの的は的中!!

予選で3的とも的中者が9人・・・レベル高っ!!
決勝進出10人なのだが、あと一枠・・・・
第二の的の点数が30点なので、第二の的を外した私は、
この時点でアウト。
第二の的を含み2的を的中させた者で最も早いタイムの射手が
決勝進出!

さて、お次は10人に漏れた32人で敗者復活戦に出場。
うち5人が決勝に出れるのだ。
私は6組、最終組・・・すでに4人が全的(3的とも的中)。
全的しても、決勝に出れるかわからない高レベルな戦いだ。

スケジュール確認.jpg
↑スケジュール確認

サスケ、先ほどと同じようにテンションを高めながらスタート!!
第一の的、ハズレ。
第二の的、的中、
第三の的、的中。
またもや、ひとつ外した。しかも一番イージーなはずの第一の的。
50点とってもな・・・・全的しなくちゃ・・
結果、全的は4人のみ、第二の的を含んだ2的を的中されたもので
走行タイムが一番早い者が決勝進出!

速い馬は8秒台、私のタイムは12秒台なので、
決勝進出は、閉ざされた!
でも惜しかった。
いろんな大会で優勝経験のある方々も決勝に進出できなかった。
今回の大会は、本当に高レベル!!
その中で、2的ずつは的中させることができた、まず満足としよう。
yabusame一休み.JPG
↑しばし休憩の射手たち

さて、決勝戦、ホントに選りすぐりの射手たち。
誰が優勝してもおかしくない。
決勝は2走し、的の点数と走行タイムが加算される。
的は予選より小さくなる。

第一の的は45cm四方、第二の的は35cm、第三の的は40cm。
第二の的が、ただでさえ難しいのに小さい。
でも選りすぐりのメンバーなので、全的していかないと優勝はない。

結果は、優勝者は函館どさんこファームAチームから、
準優勝も函館どさんこファームBチームから
3位は戸山流流鏑馬チームから。
それぞれ6的中5的中者。
⇒1走は全的してるのだ。凄い。
優勝者.JPG
↑優勝者・賢ちゃん

こんなに楽しい大会に出場できてシアワセです。
たくさんの方々にお世話になりました。
みなさん、ありがとうございました。

とお礼を言いたい。
たくさんの人たちとも出会いがあった。
はじめて会う人、顔は知ってても初めて話す人、
ウレシイ再会など、人の輪がまた広がった。
withはっしー.JPG
↑どさんこファームの厩務担当はっしー♪

yabusame.JPG
↑関西の3人で記念撮影

さて・・・お次は???

流鏑馬競技函館大会出場準備!! [流鏑馬修行]

2009年7月1日

次の日曜、2009年度「(第5回)どさんこフェスタin函館」に参加する。
3月以来の流鏑馬競技だ。
函館は10ヶ月ぶり。ちょっと緊張してきたぞ!

趣 旨 : 日本古来の伝統武芸である騎射「やぶさめ」を競技スポーツとして
     普及を図り、競技馬である和種馬の生産・活用と伝統騎射文化の
     振興に役立てる。又、函館観光促進の一助とする。
主 催 : 「どさんこワールド函館」をつくる会実行委員会
主 管 : 流鏑馬競技連盟
期 日 : 2009年7月5日(日)9時~17時 雨天決行
場 所 : 函館市「緑の島」
出場者 : 全国から選抜された射手 35名
     (もっといるような気がするが・・・)
狩野元信_細川澄元像.jpg
↑まさか、競技では鎧は着ない、これはイメージ。細川澄元像。 
 当日はだいたい直垂か弓道衣。というか弓持ってないね。

<競技規程>
競技馬 : 和種馬、または和種系で体高147cm以下、
和種の特徴が認められるもの
馬 装 : 和鞍、和鐙とし手綱と三懸わ和式を着用
服 装 : 伝統衣装、または弓道衣に射ごてとする。
弓 具 : 弓を和弓とし、矢は鏑矢とする。
競技場 : 走路=幅2.5m、長さ180m
     的は、50m間隔で3的とし、
走路よりの距離は5m、
中心点の高さは1.5m~2.0m。
時 間 : 時間計測は第一の的より第三の的とし、14秒以内に走行、
    騎射を完了する。
的の向き:的はすべて走路と並行とする。
配 点 : 第一的は20点、第二的は30点、第三的は20点
    時間の超過(14秒)、落馬、放馬は無得点とする。
    同等数の的中者の順位は、疾走時間の短いものを上位とする。
順 位 : 予選を行い、上位10名を決勝進出とする。
    11位以下の者は廃車復活戦を行い、上位5名を決勝進出とする。
決勝戦 : 二回の騎射の合計得点で順位を決定。
     最上位者が同点の場合は、時間の短いものを上位とする。

那須与一brog用.jpg
↑こちらは、那須与一・・・水の中で矢を射ってるね・・・


さて、準備にかからねば・・・衣装は???
道着に袴、地下足袋、帯・・・・
矢に鏑を装備せねば・・・・天候はどうだろう?
馬は「函館どさんこファーム」からお借りする、
どの馬になるかな?? 乗ったことある馬だったらいいんだけど。

航空チケットは2ヶ月前に準備済み・・・
今回、関西からは私を含めて2名参加。

関東軍・甲州からは誰がくるんだろう?
今年は馬を連れて行かないと聞いたけど・・・
青森勢は馬は和種馬だけ連れてくるんかな?
十勝勢ももちろん来るんだろうな。

なんてドキドキしてきたぞ!
がんばって決勝進出を狙うのだ!
しか~し、北海道・東北勢は練習量がすごいからな、
むちゃくちゃ上手いんだ、マジ。
さ~て奇跡の決勝進出にかけて、がんばるぞ!!

昨年の模様
http://www.hakodate150.com/modules/d3blog2/details.php?bid=127

弓の練習会・2009年6月 [流鏑馬修行]

2009年6月14日

弓の練習会
来月に函館での流鏑馬大会を控えて
弓の練習に。
0614.jpg
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0614放した瞬間.jpg
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今日は、かなり矢つがえがスムーズにできた感じ。
的は全体的に左上が多く・・・・どうも矢を放つ瞬間に
左手に力が入るのかギュと押し込むようだ。

構えたら、左手はじっと我慢が大切なようだ。

残心はちゃんと大の字になってるね・・。

いつも練習させたもらっている弓道場に
的をみんなで寄付することになった。
的紙も余分に入手したので、設置。

いつもありがとうございます。
これからもヨロシクです。



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第7回小田原城 馬上弓くらべ大会 [流鏑馬修行]

2009年3月21日(土)・22日(日)

神奈川県小田原市小田原城二の丸広場にて
今年も「馬上弓くらべ大会」が行われた。
大会のぼり.jpg

立てかけられた弓たち.jpg
↑選手たちの弓

21日(土)は流鏑馬の検定会兼決勝出場予選。
      心得2級クラス検定(13名)
      ジュニアクラス検定(不明)
      心得1級クラス検定(7名)
      初級クラス検定(11名)

22日(日)は流鏑馬の決勝がメインイベント。
      武者パレード、
      着到式(ちゃくとうしき)
      笠懸・連射(かさがけ・れんしゃ)
      馬上武芸
      子供流鏑馬
      流鏑馬決勝戦
      体験流鏑馬
      表彰・閉会式
の予定だったが、22日(日)はあいにくのお天気で
また、アクシデントもあり安全確保のため武者パレードは途中で
引き返しイベント内容も順の入れ替えや省略が行われた。

私は21日初級クラス検定に出場。
走路に置かれた2箇所の的(0点~5点)を射、
2走する。20点満点中、12点獲得で初級合格というもの。
スタート地点から1的まで30m、
1的目から2的まで60m、
2的目から終点まで30m。
決められた走路を駈歩または襲歩で走行。
検定用的.jpg
また点数だけでなく、スタート地点、ゴール地点での停止エリアで3秒など
馬のコントロールが求められる。

一走目の相棒は、初めての「藤風」(木曽馬牧場)
相棒藤風.jpg
すごい人懐っこいが、走りがスゴイ!
弾丸スタートが特徴、スタート時に腰を下げて
弾丸のように一気にスタートし、揺れが上下に大きい。
腰を高めにしていつもより少し前傾気味に
しておかないと、馬の背中が腰に当たり
衝撃を受けてしまう。

二走目の相棒は「北海燕(愛称・ジョンコ)」(木曽馬牧場)
withじょんこ.jpg
この馬に乗るのは前回の開成町に続き2回目。
走るスピードが速いのが特徴。
藤風に比べて走行は滑るように走る。
競技の結果、点数が及ばず翌日の決勝出場権ナシ。
出場権を得られたのは11名中1名のみという
厳しい結果となった。
決勝出場者は、前回までに「初級」に合格していた6名と
この日合格した1名との7名での戦いとなった。


22日、武者行列に出発するが
途中で消防車やら、救急車やら、緊急車両が続々
商店街へやって来て、馬たちも興奮気味・・・
お天気も悪くなってきたので途中で引き揚げることに・・・
「安全第一!!」
小田原パレードから帰ってきた.jpg
↑胡桃に乗ってパレード♪

さて、馬上弓くらべの方・・・私は笠懸に出してもらえることになった。
笠懸の相棒は「胡桃(くるみ)」(サドルバック牧場)。
結果は、はずれ・・・残念。修行が足りんなぁ、まったく。


注目の決勝戦は、昨年優勝者が初の連覇を果たした。
決勝2.jpg
決勝.jpg
優勝者と準優勝者.jpg
↑優勝者と準優勝者

また、甲州和式馬術探求会のメンバーによる馬上武芸も
なかなかの見ものでカッコ良かった。

ボランティアで来てくれた大学生.jpg
↑選手の放った「矢拾い」をしてくれたかわいいボランティアの大学生たちとも仲良くなった♪


来年は、是非是非決勝に出場したいものだ。


おまけ
おまけ.jpg
小田原城にいた駈ける馬たち(^-^)

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三木・大宮八幡宮馬弓奉納 [流鏑馬修行]

2009年2月22日(日)

三木・大宮八幡宮での
馬弓奉納が復活して3年目、
今年も使役を務めさせていただいた。
OHMIYA_HACHIMANGU.jpg

↓写真は吉丸と私♪
withYOSHIMARU.jpg

馬弓奉納の内容は以下。
・参加者行列にて境内を巡行
・本宮へ参拝と安全祈願
・石堂竹林天地祓い
・奉納流鏑馬
・木曽馬紹介
・子供たちの流鏑馬衣装の学習発表
・子供流鏑馬
・体験流鏑馬
・なおらい

今年の流鏑馬には、東京の町田から
戸山流流鏑馬」 の方々も来られ、荘厳な奉納となった。
射手(いて)は、初足から素早く体勢を整え
弓を構え、すぐさま狙いを定めて射る。
上半身は固定されたように全く動かない!!
CHOKUZEN_.jpg
TOYAMA8.jpgTOYAMA6.jpg
TOYAMA4.jpg

カッコ良かったぁ!!
いろいろ勉強になった!

馬は今年も山梨の紅葉台・「木曽馬牧場」から参加
昨年と同じメンバーの
蘭丸(ランマル)1996年5月10日生まれ、
吉丸(ヨシマル)2001年4月22日生まれ、
小鹿毛(コカゲ)1992年生まれ、の3頭。
YOSHIMARU.jpg
↑吉丸・・・かわいいの、冬毛がくるくるなって天然パーマーになってる。
 寒さにも強いのだ!!

馬はかわいいけれど、この木曽馬たちは特に、
本当にかわいい。
ニオうとホントにほんわか、全くリラックスする。

昔、日本中に人と密接な関係にあった和種馬だが
現在は本当に絶滅の危機にある。
何か少しでも和種馬の繁栄に役に立てればいいのだが・・・。

そこでちょっとお勉強・・・和種馬が何故絶滅に危機に陥ったのか、
以下ウィッキペディアを引用させてもらう。

**************
明治以降、特に日清・日露戦争の後に、日本の馬匹改良は、
国策としての軍馬増強に主眼が置かれ、
馬格の大きい洋種馬との交配による大型化が行われた。
まず明治34年(1901年)の「馬匹去勢法」によって、
種牡馬及び将来の種牡馬候補以外の牡馬は全て去勢することが定められ、
ついで日露戦争後の内閣馬政局の設置(明治39年(1906年))、
さらには昭和14年(1939年)の「種馬統制法」によって、
これがさらに強化徹底された。
この大規模な「改良」の結果、多くの地方では短期間の内に
純粋な在来馬が消滅するに至った。
**************

気性も穏やかで、粗飼にも耐え、体も丈夫!!
こんな素晴らしい馬を・・・
本当に、なんてことしたんだと、悔しい気持ちでいっぱいになる。

日頃はサラブレッドを主に乗っている・・・
サラと言っても速さを競って乗っているのではなく
障害馬術や馬場馬術などだが、
いいところもある反面、普段乗用するには
神経質で、敏感で怪我も多く体も強くない・・・、
辛い、悲しい思いをしたことも何度もある。
馬の話はまた改めて・・・。



さて、本題に戻る。

また、今年は馬弓奉納の前に
流鏑馬の小競技会が行われた。
走路に色的を1的、
直径1メートルの的
中心になるほど高得点、
的までの距離約10メートル・・・
2走し、点数を競うというもの。
KYOGI2.jpg
↑with 蘭丸
KYOGI5.jpg
↑with 小鹿毛


10メートルって当たらないよ!!
私は、コカゲに乗って出場するも、0点。

一般流鏑馬には8人が出場するが6人が0点で、
3位決定戦でさらに2走する。
やっとなんとか当たったものの、
3位入賞にはならず、残念な結果となった。
修行だ!修行だ!!

まぁ、コカゲに乗れたのが嬉しかったよ(^o^)
ありがとう!

流鏑馬奉納↓
ITE3.jpg

使役をさせてもらうと、全く自由に動けないので
写真が撮れないのが難点だ・・・。

子供流鏑馬も超かわいかったのに・・・・。

ITE1.jpg


ブログ de みっきぃ
http://oniwabann.exblog.jp/d2009-02-22

神戸新聞
http://club.kobe-np.co.jp/mint/article/odekake/huyu2009022303.html




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武田流、流鏑馬@逗子海岸 [流鏑馬修行]

11月16日(日)

神奈川県逗子の海岸で
弓馬軍令故実司家 武田流 金子四郎家教
率いる武田流門下生による
逗子海岸・騎射式」(流鏑馬)が行われ見学に行った。
takeda hata.jpg
↑波の画がカッコイイ!いい旗印だ。

走路は
スタートから1の的までが25M
1の的から2の的まで65M
2の的から3の的までも65M
3の的からゴールまで30M

内容は
・天長地久の式(てんちょうちきゅうのしき)
・素  馳(すばせ)
・奉  射(ほうしや)
・競  射(きょうしや)
・凱陣の式(がいじんのしき)
今日の射手は11名、うち女性が2名。

流鏑馬に使う馬は6頭、
シズカ
アズサ
テンザン
シュウゲツ
タイガ
とあと一頭・・・出てこない、忘れた。
どの馬も私たちが流鏑馬で乗っている木曽馬や道産子に比べでかい。
中間種でハンター、クオーターホースか中半血という感じだった。
タイガはサラ系か?
takeda subase.jpg
↑タイガの素馳

素駆で初めてみた各馬の走り・・・・仰天!!
はッ早い!!
特にタイガとシュウゲツは、ビックリ!!
何とか他の馬なら乗れなくはないと思うが、
この2頭に乗るには、まだまだ修行が必要だ、怖すぎるぅ!!
昨日乗った、ジョンコなんてタイガに比べたら
可愛いもんだ!!
しかも、タイガはこの日がデビュー!!
さらに海岸での走行なんて・・・
ひぃ~~~~!!
的間が65Mで、つがえるの余裕や~ん、って思っていたら
このタイガとシュウゲツだったら、いえいえ、時間足りませんから・・・と納得。

しかし、この海岸は、青森・善知鳥の浜に比べて
砂が固い。午前中雨が降ったせいもあるかもしれないが、
結構、走りやすそうだった。
最後の方は、さすがのタイガも疲れていたが・・・・・。
あんなに全速力で走れるのも限界があるよね、
生き物だからね、生き物だからいいんだね♪

武田流の人々・・・
装束が立派っ!!
射笠に鎧直衣(よろいしたたれ)に鹿皮で作った行騰(むかばき)
ちゃんと射沓(いぐつ)も履いている。
太刀は特別な鞘がしてあった。
takeda isyo.jpg
それと射籠手は武田流の特徴、黒に金糸で肩に家紋、
手首に蜻蛉(かげろう)の刺繍がしてある。
これもキリっとしまって、むちゃ格好良い。

今度、逢坂のチームで出るときには
お揃いの射籠手を作れればいいなぁ・・・(忘れるかなぁ)
格好だけではダメだ!! 実力も養わねばっ・・・!!!

お道具も立派っ!!
弓は重籐(しげとう)。
もし、そんなスゴイお道具を持てても、
お手入れも満足にできなませんからね・・・・スイマセンm(_ _)m
矢も木製で、竹だとおもってたら、どうも違っていたらしい・・・
栃か椋か・・・折角聞いたのに忘れてしまった・・・これまたトホホ・・。

見た目だけではない、
出場者11名の騎射レベルが高い!!
takeda haya.jpg
もちろんミスもあるが、練達者は確実に当ててくる。
奉射⇒競射⇒と的が小さくなっていくが
当たるものは当たるのである。脱帽!!
11名の中、女性も2名参加していたのも嬉しい驚きだった。
takeda joseihutari.jpg

武田流の門人は現在40名ほどだそうだ。意外と少ない。
そのうち何名が女性なのかはわからないが
思ったよりいそうな感じだった。

私の住まいが関東だったら、入門していたかもしれない。
takeda 2mato.jpg
↑奉射の的、その後、的が代わって小さくなり、塗はなく素板だった。
takeda mato3.jpg
↑これは競射の的、三寸の土器を合わせてあり、中には5色の紙吹雪が入っている。
 的に命中すれば、五色の紙吹雪が舞う。見たところ土器は三寸ではなく六寸程あったが
 それでも凄い、凄すぎる小さな的だし、当たる箇所は三寸以内を狙わないといけないかも・・。
takeda umadome.jpg
↑馬どまりでの様子

とにかく色々、勉強になった。
装束、道具だけでなく、馬、設営、行事の流れ、
なにより騎手たちの技術!!
そしてひとつひとつ勉強してゆくのだ。
taijinnogi.jpg
↑凱陣の式の様子


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騎射競技クラス検定会@開成町 [流鏑馬修行]

11月15日(土)

NPO法人日本和種馬文化研究協会主催の騎射競技のクラス検定会が
神奈川県の開成水辺スポーツ公園で行われた。
kentei kaijo.jpg
↑写真右側、手前から奥へ走路が設定。
静止スペース6M
スタートから1の的まで25M、
1の的から2の的まで50M、
2の的からゴールまで15M
静止スペース6M

with emacyan.jpg
↑検定直前の様子
弓のなる木.jpg
↑弓のなる木・・・・ちょうど弓が立てかけられやすい、いい木だった♪

検定クラスは
・心得2級
・心得1級
・初級
クラス検定会は今回が3回目だが、初級合格がかなり難関なので
今回から初級の下に心得2級、心得1級が新設され、
全員が「心得2級」からの受験となった。

mato.jpg
的は1~5点、丸枠外なら0点。
的に当たるだけでなく、刺さらなければ、点数はナシ。

心得2、1級は 2的とも枠内に刺さればOK。
あとは、スタートおよびゴールの静止スペースでの確実な静止、
走路で指定された歩様のキープ
=心得2級は速歩、心得1級はキャンター以上。
ジョンコにのる.jpg
的には当たっても、正確な馬のコントロールが求められるので
なかなか簡単そうで難しいのだ。

今回の参加者は27名、
うち、心得2級合格者は25名、
心得1級合格者は17、8名くらい(?)
初級受験者は10名、
初級合格者は1名。

subase1.jpgsubase.jpg
私は、心得1級は合格はしたが、初級はダメだった。
なにせ3走のみの検定。
2級を1走目で合格し、1級は2走目で合格しても
初級挑戦は3走目の1回限り。
しかも心得クラスの馬とはちがい、初級の馬が難易度大!!
初めて騎乗する馬で、制御・コントロールするのが難題だ。

ちなみに心得1級のパートナーは「団平(だんぺい)」、
心得2級のパートナーに「つくし」、
初級パートナーは「ジョンコ」
ジョンコは速い、しかも停止が難しい・・・。
with danpei.jpg
↑ダンペイと
jonko.jpg
↑ジョンコ

関西メンバー.jpg
↑関西から4名が出場した。

でも今回の騎乗で馬の雰囲気も判ったので
しかも次回は初級からの挑戦になるし・・・
でも、どうやら的が難しくなりそうだけど・・・・。
が~~んばっ!!




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第2回 青森・善知鳥の浜流鏑馬大会出場!! [流鏑馬修行]

9月21日(日)

善知鳥の浜流鏑馬大会へ初出場した!
会場は青森市の合浦公園、開会式は朝9時より。
走路は約190メートル、的は3つ。
的間は60メートル。
朝の走路.jpg
↑大会当日の早朝の走路。直線でなく微妙に左へカーブしている。

他の大会に比べて走路が長く的間も長いので
矢つがえの心配はないが、他に難しい環境もある、
浜を走るので、気持ちはいいが馬の足が取られ早く走れない上、馬が疲れる心配。
また、馬によっては波を怖がることもある。
さらに海際ということで風も心配だ!

サスケと.jpg
↑サスケとサスケに騎乗する2人で記念撮影。これから下乗した後、
3懸をつけてサスケも正装に着替えるよ!

実際、私の乗った馬(道産子・3歳のサスケ)は
初めての海で波を怖がり、海の方へ近づきたがらない、
さらに大会本部前を走る箇所は、スピーカーの音にビビリ今度は海側によれる・・・・
そして、何度か走るうちにふかふかの砂浜に
疲れ、2的目を越えたあたりから急に速度が落ちる。
大会規定により、馬の歩様は駈歩以上。速歩・常歩に落ちたら減点だ!
必死で馬に気合を入れながら走る!!
「サスケ!!あと少し、がんばれ!!行けっっーーー!!」とな。

↓ちょっと写真が小さいが、がんばってる私
ちよりん1的.jpgちよりん2的へ.jpg

出場選手は31名
出場チームは10組。(1チーム基本3名)
個人戦と団体戦を競う。
その他に「那須与一」と言って海に立てた的、
約20メートル先の的に1発限りで当てる競技もやった。
1組.jpg4組.jpg
私は、「函館どさんこファーム」から出場させてもらい、
チームも「函館どさんこファームAチーム」♪

幸い風は、ほとんどなかったが31名の中、的中者は2名。
飛ぶには飛ぶが、むずかしーーーい、しかも1発限りだ。


結果、優勝者は我等が函館どさんこチームの親方が
接戦でサドンデス2回を戦い、見事全的的中で[ぴかぴか(新しい)]優勝[ぴかぴか(新しい)][exclamation×2]
む~~~ちゃカッコ良かったのだぁ\(^o^)/
馬はロッキー!!
出走直前の親方.jpg
↑ビデオばっかり撮って写真が出走する前のしかなかった・・・。

関西からは、函館どさんこファームから2名、
十和田乗馬クラブから2名と4名が出場した。
ほとんどの選手が北海道・青森在住者の中で
私たち関西勢は一年に3、4度しか練習が出来ない環境で
まともに競技に出場できるのは、なんとも幸せだ!!
そしてこの3人は、同じ乗馬クラブで練習をしている仲間。
3人は揃ったのはこの日が初めて、嬉しい♪
大阪3人衆.jpg
↑大阪クレイン「流鏑馬チーム」今回は函館と十和田と分かれての出場!


さて表彰だ!
私は19位/31人中、、、、、まぁこんなもんかなぁ
と思ってはいけない!
次回は絶対上位目指して頑張るのだ!!!!
函館どさんこファームのチームだ~みんないい顔してる[わーい(嬉しい顔)]
函館チーム.jpg

馬運車に乗って、津軽海峡[船]をわたって来たよ!
むっちゃかわいいでしょ。
函館からは、左から「ロッキー」「ムサシ」「サスケ」の3頭がやってきたよ。
馬運車到着.jpg

善知鳥の浜流鏑馬大会の詳細は
青森乗馬倶楽部

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流鏑馬大会準備着々 [流鏑馬修行]

今月21日に行われる「善知鳥の浜・流鏑馬大会」に向けて
小物の準備を進める。
ちゃくちゃく[るんるん]ちゃくちゃく[るんるん]

①矢の準備
 今度の大会は、鏑矢(本来の鏑とは違う、矢の先に木をつけたもの)なので
 取り外しができるものを取り寄せてもらい、そーちゃーく[exclamation×2]
鏑矢.jpg

②射籠手の準備
 今回は新作を登場させるのだ!以前作りかけていたものを完成させる。
射籠手.jpg
 かなりの力作だ[exclamation×2]
 本当は、今年の4月に十和田で行われた「桜流鏑馬」用に生地を買って作りかけてたものだが
 出場しないことになったので、今回初お目見え[かわいい]
 やっと[ぴかぴか(新しい)]完成[ぴかぴか(新しい)][るんるん]
 ちょっと季節感がないが、ま、まだ初心者だから許しておこう[ー(長音記号2)]
 
③小物入れ(肩掛けポーチ)の制作
 和装に着替えると、普通のウエストバックなどは似合わない。
 小田原での弓くらべ大会の時に痛感したので、今回はオリジナルを作成[exclamation×2]
IMG_1590.JPG 
ベルト通し.jpg
 紐も長さを調整できるように作り、さらに帯に通せるよう
 ベルト通しも装備した!!有モノで作った割には、どうだ!
 結構うまくできたぞ[わーい(嬉しい顔)]
 自画自賛[exclamation×2][exclamation×2]

④地下足袋を新調
 今まで使ってたのは、祭り用のもので白だったが、汚れが目立つので
 今回、京都のお店でいいものを見つけ[ひらめき]て、即購入[exclamation×2]
地下足袋.jpg

⑤ソックスも新調
 巷でうっている2つ指のソックスは、くるぶしまでの長さしかなく、
 乗馬用にはくには短く困っていたところ
 またまた京都のお店で発見[ひらめき][ひらめき]早速3足も購入!!
2つ指靴下.jpg

④⑤の京都のお店は「SOU・SOU」というところで
京都生活 http://shop.kyotodays.jp/fs/kyotoseikatsu/c/017/ というサイトで購入できる。
なんか常連になりそうだ・・・・[あせあせ(飛び散る汗)]
やばい[あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)]

なんとか、つくりもんの準備はできた・・・。
ほっ[いい気分(温泉)]

あとは、天候だなぁ、台風13号が来ませんように・・・・[晴れ]



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